ジムニーJB64パワーアップチューニング|ECU書換とタービン交換の馬力スペック詳細

横ヒレ日記

JB64ジムニーも登場から6年(2024/11現在)が経過し、ハイパワー化を検討するユーザーが増えてきました。
ここでは弊社取り扱いのECU書換および2種類のタービンのスペックを、シャシダイ計測実測データとともに公開いたします。

「軽自動車だから加速感はこの程度?」「ジムニーなんて遅いでしょ?」
いえいえ… 特にノーマル足だと恐怖を感じるぐらい速くできますよ。

JB23の頃からノウハウを蓄積し、シャーシダイナモ(シャシダイ)やフルコン導入など。
パワーアップ、チューニングに強いレインボーオートに是非ご依頼ください。

結論は以下のとおりです。

  • ECU書換はハイコストパフォーマンス!お手軽に高出力が楽しめる
  • よりハイパワーを求めるならタービン交換必須
  • 同じデータでも車両の仕様によって出力は異なる

詳細を見ていきましょう

JB64ジムニーの各仕様における馬力の実測値

各仕様における馬力の実測値は以下のとおりです。

ECUタービンその他実測馬力カタログ馬力比
ノーマルノーマルノーマル54馬力64馬力
ECU書換 STAGE2ノーマルノーマル76.4馬力90馬力 (1.4倍)
ECU書換 STAGE2ノーマルAC・IC・MC交換83.5馬力99馬力 (1.54倍)
ECU書換
専用データ
AlientechタービンAC・IC・MC交換88.0馬力104馬力 (1.6倍)
ECU書換
専用データ
レインボーオートタービンAC・IC・MC交換96.1馬力114馬力 (1.8倍)
LINK ECUレインボーオートタービンAC・IC・MC交換109.5馬力130馬力 (2倍)
弊社メインラインシャーシダイナモ計測

ノーマルを計測すると、車軸式の弊社メインライン計測だとノーマル状態の車両が54馬力です。
カタログ数値とは約1.185倍、これを係数として実測値にかけたものを(カタログ馬力比)としました。

面白いのは各仕様で如実に馬力が異なること、価格差通りの数値が出ています。
また、特筆すべきなのは、同じECUでも車両仕様によって馬力が異なる点です。

パワーチューニングで重要なのは、制御・給排気・冷却系(ECU・タービン・メタルキャタライザー・マフラー・エアクリーナー・インタークーラー)です。

ジムニーJB64Wはターボカーですので吸って・冷えて・抜けるが基本です。
もちろん、レインボーオートで取り扱っているグッズもフィーリング・体感上など細かい部分には非常ですが、パワー・トルクの数値に出る部分としては上記が非常に重要です。

レインボーオートでは以下のスペックを推奨します。

JB64ジムニー ECU書換 STAGE2について

ECU書換 STAGE2(ノーマル):パワーグラフ

車両の仕様:ノーマル

高コスパでお手軽にパワーアップ!
車両状態がほぼノーマルでも90馬力 (ノーマルの1.4倍)の馬力が出てしまうことから非常におすすめなのがこの仕様です。

ECU書換 STAGE2(AC・IC・MC交換):パワーグラフ

車両の仕様

また、車両仕様を変更することでさらなるパワーアップが可能。
99馬力 (1.54倍)を出力します。

JB64ジムニー Alientechタービンについて

ノーマルタービンの限界が見えたらタービン交換も視野に入ってきます。
高コスパでお手軽なタービン交換ならAlientechタービンです。

Alientechタービン:パワーグラフ

車両の仕様

車両仕様も整えることで、ECU書換とはまた違うパワーを手に入れることができます。
104馬力 (1.6倍)を出力します。

また、ECU書換からのアップデートも可能、ECUデータ代が差額対応ができるのも魅力です。

JB64ジムニー レインボーオートオリジナル RHF3ハイフローターボチャージャーについて

全てを超越するパワーが欲しい!デモカーと同じタービンにしたい!という場合はこちらです。
弊社デモカー シャコタンも同じタービンが付いています。

レインボーオートオリジナル RHF3ハイフローターボチャージャー:パワーグラフ

車両の仕様

パワーは脅威の114馬力 (1.8倍)、パワーカーブも高回転までタレること無く伸びています。

本データーはECU書換による現車合わせになっています。店舗限定メニューです。
フルコン(LINK ECUセッティング)でさらなるパワーアップも可能です。

デモカー「シャコタン」のスペックについて

デモカーシャコタン:パワーグラフ

車両の仕様

絶対的パワーの130馬力 (2倍)、ピークパワーもさることながら立ち上がりが驚異的です。

同じレインボーオートオリジナルRHF3ハイフロータービンでも、フルコンを用いたセッティングでかなり出力が向上します。ピークパワー(馬力)もそうですが、パワーカーブが全く異なっており、フルコンの細やかなVVT制御がかなり有効であることがわかります。

ECU書換では谷になっている中間部分が、フルコン制御だと盛り上がっていることがわかります。

ここまでの出力となると、ノーマルインジェクター・ポンプが限界のためスポーツインジェクターキットが必要になってきます。(逆に言えばタービン交換程度だとノーマルでも許容します)

また、ハイブーストにも耐えるため、強化メタルヘッドガスケットも必須です。
補機類だけでなく、エンジン本体もそれ相応の仕様が必要となります。

フルコンセッティングは現車合せのため、店舗限定メニューとなります。
費用もそれなりにかかりますので、まずはご相談ください。

ご相談はレインボーオートまで

かなり詳しいデータを公開しました。

これ以上の情報は弊社ノウハウを含むため、弊社にチューニングをおまかせください。
ご質問いただきましてもお答えできかねますので、ご容赦くださいませ。
豊富なノウハウに基づいて、お客様のご要望に最適な仕様にカスタムさせていただきます。

ご自分の車両の馬力が知りたい!
というユーザー様向けに「シャシダイ パワーチェック」も提供しております。

また、チューニングの依頼は大歓迎です。ご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。