”ジムニーでサーキット”が『Attack筑波』へ!!

横ヒレ日記

RainbowAutoは、近年のオフロード需要の減少や環境の変化、ジムニーのチューニングレベルの進化とその特徴を活かした多様性の中から、オンロード向けチューニングの魅力と将来性を感じ、2015年からにジムニーでサーキットを走る走行会を始めました。

『ジムニーサーキット走行会』として始まった走行会が、現在では『JIMNY SUPER LAP』としてこれまでに年に1度計8回の開催を行いました。

茂原ツインサーキットでの初開催当初は僅か14台と少ない参加台数で始まったただの走行会でしたが、回を重ねる度にSNSやメディアを中心に話題を集めるまでに成長。

現在では毎回エントリー台数が規定数のワンメイク60台に達しキャンセル待ちとなり見学来場者も多く集まる関東屈指のジムニー走行会イベントになりました。

当時は否定的な意見も多かった”ジムニーがサーキットを走る”と言うイベントでしたが(笑)現在では他のサーキットやモータースポーツイベントでもジムニーが走行可能な走行会を開催する団体やジムニーで走行会に参加するユーザーが増えたことと、
SNS等を通じて『ジムニーはサーキットも走れる』と言う認知とその楽しさと面白さが全国に広がり1つのモータースポーツとして文化を確立出来たのでは無いかと思っており非常に嬉しく思っており、2015年開催当初から走行会に参加くださいましたお客様や協賛メーカー様、協賛ショップ様などの応援してくださいました全ての参加者の皆様には心より感謝申し上げます。

しかしながらここ2年ほどJIMNY SUPER LAPを開催しながら不安に感じていたのは、
進化を続けるジムニーのエンジンチューニングとサスペンション性能の向上、参加するドライバーの運転技術の向上と一定のラップタイムを叩き出し続ける上級者にはショートサーキットだけではジムニーの体格故の手狭さと少々リスクがある事を感じていました。

それこそ開催当初は『茂原で1分切りは難しい』とか思っていましたが、現在では”踏ん切り”メンバーも14~15台居ると思いますし、トップ集団となると54~55秒台でもはや空中戦状態となっており流石に見てても危ないです(爆)

そこで更にジムニーがサーキットでその可能性を高めてゆく為には『もっと大きなサーキットで走れる環境作りとその参考タイムとレール作り』が必要と考え、RainbowAutoとしては積極的に大きなサーキット開催のイベントにも参加していきながら茂原サーキットで育った車両とドライバーが広く大きなサーキットへと次の場を移して行けるように。

将来的には筑波サーキットで開催される『Attack』と呼ばれるタイムアタックチャレンジ内の軽自動車クラス”Attack-K”に出場へと繋げたいと少し目標を変えて目指しておりました。

とは言え、Attack‐K参加権利獲得には筑波サーキットTC2000を1分10秒以上の基準タイムをクリアしなくてはならない訳で、それはアルトワークス等のスポーツKカーにとっても少々困難であり車重が重く車高の高いジムニーには非常に困難を極めます。

ただ、こればかりは実力で参加権利を獲得する他に方法はありませんから、ここは私の個人的な趣味も兼ねて『デモカーで数年掛けてでも将来的にAttackに参加出来れば。。』なんて思いながら更なるチューニングメニューや強化と対策を考えていたところ…。

なんかAttackにジムニースーパーラップクラスが出来ました(!?)

突然です(爆)
誰の何の力が働いたかも分かりませんが、ジムニーでサーキットを走る文化が認められた瞬間であり、今までのRainbowAutoの活動が微力でも影響し、一緒に走ってきた参加者達の力が大きく働いてくれていたら嬉しいです。

今回、Attack 筑波では初開催となるジムニークラスなので参加権利としては、

  • ジムニーでサーキット走行経験がある
  • 共通車両規定

主にこの2つをクリアしていれば参加権利が与えられるので実質的には茂原サーキットで『JIMNY SUPER LAP』走ってきた参加者たちが対象となり、こんなに嬉しいことはありませんね。継続して開催してきた甲斐がありました。

Attack筑波2023ではJIMNY SUPER LAP経験者から9台の車両が参加となりますが、参加権利が与えられたとなると掲げて来た目標も『Attack出場』から『事故無く無事に次回開催に繋げる』が目標に変わりますね。
なんとしても無事にタイムアタックを成功させないといけません。


私も今シーズンはAttack-Kの自力出場権利獲得は難しいと思っていたので、
デモカーの仕上げにも油断していたところに急遽Attackへの道が開けたので慌ててデモカーの作り直しを行い開催日前日まで調整を行う予定です。
個人的にはAttack-K出場権利獲得にまで切り込むタイムを出したいトコロ。。
頑張ります。


RainbowAutoからはJB23デモカーの”キャンディ(横ヒレ)”とJB64デモカーの”シャコタン(たろう選手)”がエントリーし、JIMNY SUPER LAP参加者から、ダーパルくん。選手(JA11赤)、なるしー選手(JB23黒)、尾川選手(JB23銀)、なべ選手(JB23白)、えーき選手(JB23銀)、はらちゃん選手(JB64白)、つっちー選手(JA11黄)がエントリーします。

日本ではこれ以上に上が無い世界中のチューニングカーファンも注目するタイムアタックイベントにおいて全て出し切り頑張って走ります!!

2月18日(土)は是非筑波サーキットコース2000まで応援にお越しください。
ご来場お待ちしております。


イベント詳細:Attack tukuba 2023

  • 開催日:2023年2月18日(土曜日)
  • 開催場所:茨城県 筑波サーキット コース2000

一般見学者8:00よりAゲート駐車場から入場可能です。