タイムアタックシーズン到来!?FSWとTC2000に行ってきました

横ヒレ日記

皆様こんにちは。レインボーオートの横ヒレです。
今日は先日参加してきた富士スピードウェイとTC2000での走行会のお話を車載動画をご紹介しながらお話したいと思います!

10月20日は富士スピードウェイで行われた走行会に参加してきました。
こちらはTKくらぶさんが開催する走行会で1時間のフリー走行です。
本当はJB64デモカーのシャコタンで最高速チャレンジ(?)をやりたかったのですがジムニースーパーラップに向けた準備で仕様変更がと終わっておらず今回は走行に間に合わない状況だった為、JB23デモカーのキャンディで来ました。

わりと高速走行が得意なデモカーのキャンディですが今はタイヤ外径が小さくなったりもして、長いホームストレートが続く富士は全開時間が長く高速道路を走る以上に過酷で、これ以上ジムニーに向いていないサーキットは無いのではないかと思うようなところですね(笑)

こちらが当日の自己ベスト2分30秒672が出た際の車載映像。

今はタイムアタック本番用のエンジンではない為、ブーストが1.4キロ程と少し控えめな設定。富士のストレートはやや上り坂で全開時間も非常に長くハイパワー化しているジムニーは発熱量的にも非常に辛いのですが、走行中の計器の確認や走行終了後のECUのログデータを見ている限りでは当日の少々気温の高い状況の中でも安定してエンジンの各温度もクリア。仕上がりも上々で1時間の走行時間を不安なく全開で走る事が出来ました。

それにしても富士はコース全体の見通しも良くエンジンを全開にして走れる環境でとても気持ちいいですね。
動画の後半でポルシェGT3に眼中にも入らないスピードでブチ抜かれてしまうのがとっても悔しいので次はもっとパワーを詰め込んで出直したいと思います(笑)

変わって11月2日は筑波サーキットTC2000で開催されたBCSサーキットミーティングに参加して来ました。
TC2000は言わずと知れた”タイムアタックの聖地”
今回はJB23デモカーとJB64デモカーの2台で走行しました。

ここでの記録はその車種にとっての世界基準になると言っても過言ではないので、ジムニーでサーキットを楽しむ事を提案している当社としても、更にジムニーチューニングを掘り下げていく為の場であり、自分への課題作りの場として力を入れていこうと考えているサーキットの一つです。

JB23デモカーでの当日ベストは1分14秒831。

エンジンの仕様は富士から変更点は燃調調整程度でほぼ無しですが、今回はTC2000用に用意しきた減衰力調整式の試作ショックアブソーバーをテスト兼ねて装着して来ました。コーナーリングでの立ち上がりで挙動が安定しない状況でしたが、自己ベストは更新。しかしながらこの車での目標タイムは1分10秒切りなのでまだまだ果てしなく工夫は必要です(汗)ちなみに試作サスペンションはまだ納得していないので発売時期はまだ未定です。チャンスがあれば暮れにもう1本走りに行きたい所です。

こちらはJB64デモカーでの車載動画。
ギヤ比変更がない状態で小径タイヤを履いているので少々せわしないシフトワークに感じますがコレはコレで非常に楽しいですね。
前を走るシビックにも極端に離されないので非常に熱くなれます(笑)
遅い遅いと言われるJB64ですが将来は非常に明るく深い沼を感じさせます。
当日のベストは1分22秒737。ギヤ比を見直してもぅ少しワイドなギア比を使い可変バルタイ付きのR06Aエンジンの低速の強さを活かせば恐ろしく化けそうな。。。(笑)

まだまだこの2台は進化しますよ~。
11月20日開催のジムニースーパーラップでは2台のデモカーも走りますので是非見学にご来場ください!!