富士スピードウェイでサスペンションパーツテスト。

横ヒレ日記

皆さんこんにちは。
レインボーオートの横ヒレです。
1月3日は正月休みを利用して新商品としてリリースする予定のサスペンションパーツの『強化ウレタンブッシュ』のサーキットテストを行いに富士スピードウェイにやって来ました。

これは去年の夏に本庄サーキットでタイムアタック走行した際にレーシングドライバーの山田英二さんからリーディングアームとトレーディングアームのゴムブッシュをウレタンブッシュして強化を行うともっと良くなるだろうとアドバイスを頂きまして、色々とウレタンについて調べながら材質と硬度に拘りましてJA22以降~新型ジムニーに対応する『強化ウレタンブッシュ』を作りました。
私のJB64に装着しての走行テストは昨年末の12月中から行っていましたが、サーキットでのテストは今回が初になります。

スポーツ走行する事を対象にした強化ウレタンブッシュで、
一般道での走行~ワインディング走行でも感動するほどのスポーツ感を感じるフィーリングに変わり、
ロールも抑えられのでコーナーリング中のステアリング操作に自由度も増えてグイグイとノーズを食いこませてイケる車に変わりました。
特にイン側のタイヤのトラクション不足も感じないので思い切ってアクセルを踏んで行けるのでコーナーリングスピードがもうジムニーとしては異次元ですね。
今回の富士スピードウェイではジムニーにとっては高速コーナーになる100Rでも86やBRZとかと並走してても割と良い勝負ですね(爆
自分でも運転していて『これはまた凄い物が出来てしまったな…』って思いました(汗
また車高が高いジムニーではダンロップコーナーから最終までの上りのコーナーもフラつきやすいのでラインの自由度が狭いのですが、
ロールも少なく地面にしっかり貼り付いている感じがステアリングと腰に伝わってくるので走りたかったラインに乗って行けるし、
速い後続車が接近してきてもラインを譲る余裕が生まれました。
そしてウレタンの硬度(硬さ)も絶妙な所を選んで製作してきましたので『コトコト』と異音が発生する事もないので日常使用でも快適です。
以前からJB23ではフルピロ化も行ってましたがアームからフレームに振動が伝わり、
異音が消えないデメリットもありましたが、その点は強化ウレタンブッシュは凄くいいですね。
耐久性としても材質も自動車部品に使用するには十分すぎる位にトップレベルで高品質な国産ウレタン材で製作しておりますので寿命としても長いと思います。

サーキットに持ち込むまえから前後のブッシュを組み換える場所を色々なパターンで変えながらテストを繰り広げておりましたが、
私の様にスポーツ走行を前提にしている方はフルで強化ウレタンブッシュ化してしまうのが良いと思います。
他にも『ノーマルのサスペンションのままフラフラするのを抑えたい』と言う方や『リフトアップ仕様でももっと直進安定性を出したい』『今のバネレートのまま不快なロールを抑えたい』等色々な目的に合わせて使用する強化ウレタンブッシュの数を調整して使うと乗り味やロール量の調整が出来るので町乗りや日常使用を重視しているユーザーにもオススメ出来ると思います。
特にリア周りの強化ウレタンブッシュ化は凄い効きます。ブッシュが硬くなる事で乗り心地の悪化を心配する方もいるかも知れませんがデメリットは正直言って感じておりません。
使い方、使う量次第で走りの質、サスペンションの質のレベルアップ出来る事間違い無しですね。

発売時期については既に一部SNSで公開して以来注文を多数頂いているので、既にバックオーダーの受付を開始しておりますが予定としては今月末頃からとなると思います。
WEBストアの準備も進めているのでなるべく早く受付が出来る様にしますね。
気になる人はレインボーオートまでJB64デモカーのご試乗にどうぞ。
またキャスター角補正用に補正用強化ウレタンブッシュのラインナップも後日増やしていきますのでリフトアップ仕様のお客様もご期待ください。

宜しくお願い致します!!