皆様こんにちは
レインボーオートの横ヒレです。
ジムニースーパーラップ2024を終え、早いものでもう少しで1週間となります。
お忙しい中お集まり頂き、ご参加いただきましたお客様や協賛並びに、ご協力していただいたジムニープロショップ様には深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。
SNS等でその興奮が冷めやまぬ様子を見ていて率直に嬉しい気持ちでいっぱいであり、
次回開催に向けての準備を進めて参りたいと私も益々やる気に満ち溢れております。
ジムニースーパーラップ2025について
早速ではございますが2025年のジムニースーパーラップ2025および前日の午後は練習走行としてご利用いただけるフリー走行会を行います。
また1年掛けて愛車のカスタマイズやチューニングに励み、楽しみながら開催日を迎えていただきたいと思います。
ジムニースーパーラップ10周年
気が付けば早いもので『ジムニー×サーキット』の活動も10年目を迎えました。
活動開始当初はレインボーオートにお集まりいただいていた常連のお客様を集めて、14台が遊び感覚で始めた“ジムニーサーキット走行会”でしかなかった走行会。平日開催で午前中3時間だけの貸し切り。リフトアップしたジムニー達が冷や汗を搔きながらドキドキで走っていたのが昨日のようで、初めてサーキット上に飛び出した瞬間の明るく開けた景色は昨日の事の様に覚えています。
初めての走行会を終えたあとに全員が『これは年に1回で毎年やろう』と盛り上がったものが10年経って80台を超える参加台数になると誰が予想した事か…。
オフロード向けのカスタマイズが主流であるジムニー界では誰もが予想しなかった事かとも思います。
ジムニーでサーキットを走る事の魅力を見出してくれた皆様お一人お一人に改めて感謝を申し上げます。
毎年参加台数が増え、参加者全体のレベルが向上しラップタイムが削られていく中で、
少しずつルール改定やイベントスケジュールの変更を繰り返しながら開催してきたジムニースーパーラップですが今季の開催では1クラス当たりの走行台数が少なく割り振れた事で例年より走りやすい環境を用意出来たと思いますので、今後は今回と同様の内容で開催を続けて行くと思います。
ビギナークラス枠の縮小で自己ベスト保有者も増えていますので次回はさらにクラス分けでタイムや実力差が揃うので更に走りやすいジムニースーパーラップになると予想していますのでご期待ください。
問題点などについて
また今回の開催でも少なからず問題点も発生しておりますので今後の開催に向けてルールも改定と明確化して参ります。
今回のジムニースーパーラップ2024ではイベント当日までに2点ルールを明確化しました。
- 参加者の同乗走行の禁止
- 前日走行会でのアンチラグ騒音苦情によるイベント当日での使用禁止
どちらも走行会規則書に基づくもので、変更ではないことをお伝えいたします。
参加者の同乗走行の禁止
前提として、走行会規約書にもあった通り、同乗走行は主催者が許可した車両・同乗者に限るものでした。
「禁止」と明確化したのは、主にクラッシュ発生時のけが人発生リスク回避を目的としており、上位クラスにおいては限られた走行時間の中でタイムアタックを行う車両に交じり一般参加者同士での同乗走行車両がコース上にいることは危険で相応しくないだろうとの私の判断です。
またジムニーでサーキットを走るイベントを広く知っていただく為に同乗走行を可能としてきましたが現在は活動も10年目を迎え周知された事、募集台数も上限に達してキャンセル待ちも発生していることから既にそのフェーズではなくなったものと考えております。
同乗走行が中止になったことで不満を漏らしていたお客様がいたことは存じておりますがジムニースーパーラップ前日走行会や各地サーキットで行う走行会イベントなどでは同乗走行が禁止されていない走行会もございますのでそちらをご利用くださいますようお願い申し上げます。
アンチラグの使用禁止
またアンチラグ使用による騒音苦情、使用中止の要請につきましては茂原ツインサーキット様からの要請に従い即刻対応させて頂きました。
こちらも走行会規則書「茂原サーキットの走行規定に合致」に基づくもので、茂原サーキット走行規定には「当コーススタッフの指示には必ず従うこと」とあります。
またジムニースーパーラップ前夜に発表させて頂きました際に『フラットシフト使用についても同様ではないのか』との異議もSNS上にて確認しましたが前日走行会では茂原ツインサーキット様からの中止要請はありませんでしたので、当日の中止要請はアンチラグの使用中止のみに留めております。
『似たようなものではないか?』との不満も聞こえてきそうですが、現在のところは使用中止は求める考えはございません。(うるさくてもOKと言う訳ではありませんよ)
騒音規定に関しましては従来通り茂原ツインサーキットの規定と指示に従い、有効な消音機及びサイレンサーの装着及び対策をお願い致します。
2025年のジムニースーパーラップ走行会規則書には、騒音に関する条項もありますので再度ご一読ください。みんなで楽しめる環境を守るためにもご理解とご協力をお願い申し上げます。
ビギナークラスについて
またジムニースーパーラップ2024のビギナークラスについては前年度のビギナークラス(フリー走行)が荒れに荒れたこともありまして今回はペースカーを入れての『サーキット体験走行可能なクラス』とさせて頂きました。エントリー時に同意していただいた通りです。
過去に行ってきたビギナークラスでは、ドライバーミーティングに参加されない方、前走車へのあおり運転またはそう受け止められ取られかねない行為、コースアウト、パッシングを合図にラインを譲るような指示、コースアウト、参加者以外の勝手な同乗走行他、私が甘かったのかもしれませんが予想外の苦情やトラブルも見受けられます。
今回の開催でも『ペースカーの速度を上げられないか?サーキットは走ったことがある』という相談や『お金を払っているんだからもっと好きに走らせてほしい』と言う要望があった事は報告を受けております。気持ちは十分に理解できますが走行会の募集要項に記載してありました通り、ペースカー付きであくまでサーキット走行体験ができる趣旨です。
ビギナークラス参加者全員が運転技術に長けているとも限りませんのでペースカーを煽る様な行為があったり全走行車両の安全が確保出来そうにない場合はペースカーは外せません。予めビギナークラスの趣旨や目的をご理解頂きご協力をお願い致します。
来年のジムニースーパーラップエントリーまでに茂原ツインサーキットのフリー走行等に参加していただいて有効なラップタイムを持っていただくのも一つの手かとも思います。そうすれば次回は思う存分にぶっ飛ばせるスーパーラップクラスで走行が可能かと思います。
こちらにも至らぬ点もあるかと思いますが次回開催でもエントリーしてもらえることを心よりお待ち申し上げます。
また2025年のビギナークラスではターゲットタイムを明確化しましたのでご確認ください。
おわりに
さて、話を少し戻して今後のジムニースーパーラップの展望についても軽く意気込みを上げておきたいと思います。
10年前は1分2秒程度だった最速ラップタイムも現在では52秒台と想像もしていなかった領域へと突入しており、スーパーラップクラス初参加者でも最初から1分切りする事も珍しい事でもなくなり、ジムニーチューニングの進化やドライバーの覚醒に驚きを隠せません(笑)
私なんて初めて茂原走った時せいぜい7秒台でしたよ(爆)
各自が目標を持ちながら切磋琢磨し伸びてきた記録はまだまだ更新を続けていく事でしょう。
今では日本生まれのモータースポーツの一つとして認知を世界に拡大している事を誇りに思います。
やがては茂原からWTACにも繋がるジムニーとドライバーも現れるかもしれません。
私も自己の目標として掲げるのも従来通りですがジムニースーパーラップ参加者が世界にも繋がることを期待してレール敷く役割に励んで参りたいと思います。
長くなりましたが引き続きジムニースーパーラップをお楽しみください!!